成熟社会 都市ストックの再編
10月 28th, 2012

建設工業新聞 「学生NOW 慶応大学 ゼミ仲間で街づくりコンペに挑戦」

日刊建設工業新聞に、中島研の学部生たちの活動(荻窪コンペ)に関する大きな記事が掲載されました。確かに先日、記者さんがいらっしゃって、研究室で取材を受けました。何か特別な内容があるわけではないのですが、こういう記事は研究室全体のモチベーションを上げてくれるので、とても有り難いです。下記、PDFがアップされております。

「学生NOW 慶応大学 ゼミ仲間で街づくりコンペに挑戦」 http://www.decn.co.jp/decn/modules/oshirase/photo/oshirase_1351227914.pdf

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10月 12th, 2012

研究会B(2)、始動

地図プロット作業の発表風景

新規履修生の歓迎会

奥浅草で活動を行う研究会B(2)も、多くの新規履修生を加えて、スタートしました。まず、最初に商い、住まい、歴史の3班に分かれて、奥浅草の地図にトレぺを引いて、プロット作業を行いました。しばらくこうした基本的な作業を行っていたなかったので、見慣れたまちのはずなのに、新鮮でした。そして、研究会後は湘南台で新規履修生の歓迎会。親睦を深めました。こちらの研究会は主力メンバーが皆、今期で卒業なので、何とかかたちに残る成果を出したいと思っています。頑張りましょう。

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9月 7th, 2012

富士吉田の「のれん」、登場

昨年、中島研で提案させて頂いた富士みち沿いの「のれん」ですが、地元の商店会の方が学生のアイデアをしっかりと育てて下さり、地元出身のデザイナーさんにもご協力頂いて、とても素敵なものができあがりました。以下、山梨日日新聞(2012年9月12日)の報道記事からの引用です。

富士山の街 のれんで演出 富士吉田・ゑびす商店街  

「富士山の麓にある街」を演出しようと、富士吉田市の「富士ゑびす商店会」(深沢央会長)は、デザインを富士山に統一したのれんを国道139号(富士みち)沿いの加盟店で掲げている。昨年度、慶応大生が富士吉田商工会議所へ提言した地域活性化策の一つを具体化。今後は市内の各商店に呼び掛け、賛同店を増やしていく。

商店会などによると、のれんは一般的な横に長い「くぐりのれん」と、縦長で店舗入り口脇に上から垂らす「日よけのれん」の2種類を作った。酒店、履物店、薬局などが賛同し、くぐりのれん3店、日よけのれん7店の計10店が8月下旬から掲げている。大きさは各店によって違う。  のれんの色は紺で、丸の中に富士山の絵と文字をあしらった。文字の脇には「吉田口登山道」と世界一の山を意味する「三国第一山」と書かれている。また、金鳥居と富士山ができた時のえとと伝えられる申(さる)もあしらった。のれんには店名や家紋なども描かれている。

デザインは、同市出身の切り絵作家・百鬼丸さんが監修し、市内の画家・グラフィックデザイナーの桑原知教さんが考案。「富士山」の文字は御師(おし)の家に残る古文書に書かれていた形をモチーフにするなど、富士山信仰をコンセプトにした。  富士みち通り沿いのまちに一体感を出し、観光客らに喜んでもらおうと取り組んだ。深沢会長は「のれんを見た人には『いいムードだ』と好評。富士みち沿いを中心に賛同店を増やしたい」と話している。

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8月 13th, 2012

御師まち観光まちづくり実験(8月18日~26日)のご案内

8月18日から26日にかけて、富士吉田商工会議所、御山倶楽部、富士吉田市とともに、「御師まち観光まちづくり実験」を行います。昨年の夏から取り組んでいる「富士山駅・富士信仰を活用した観光サービスの開発等調査研究事業」の一環として、ひろばづくり、休憩所設置、高校生とのワークショップ、看板・のれんの掲示などを実験的に行います。下記ウェブサイト、もしくはfacebookページに詳しい案内があります。もし近くに来られることがございましたら、上吉田の御師まちにぜひ、お立ち寄り下さい。

Webサイト http://fujiyoshida-nkj.sfc.keio.ac.jp/

Facebookページ http://www.facebook.com/fujiyoshidankj

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6月 5th, 2012

富士吉田合同フィールドワーク実施

6月2日から3日の週末、一ノ瀬研、玉村研、そして中島研の3研究会の学生たちが合同で富士吉田でフィールドワークを行いました。中島研では、今年の夏に予定している御師まちの歴史・文化をいかした観光まちづくりの実証実験に向けて、関係者の方々と打ち合わせを行ったり、設置予定のタツ道看板の置き方を現地にて確認してみたり、調べたりていなかった浅間神社さんやヤーナ川の調査を行ったりしました。2日の晩には、市役所の若手の方のご実家に全員招待して頂き、盛大にバーベキュー。研究会同士、そして、地域の方と学生との交流も深まりました。さぁ、富士山の山開きも近づいてきています。頑張っていきましょう。

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5月 28th, 2012

391街区プロジェクト 「ふじさわ産業フェスタ2012」にパネル出展

5月26日、27日に藤沢で開催された「ふじさわ産業フェスタ2012」に「藤沢駅南口391街区の保全的再生研究」のパネルを出展しました。二日間、来場者の方=藤沢市民の方々に、自分たちの研究の趣旨や関心、成果について、一所懸命、説明を試みました。

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5月 28th, 2012

植木市(一の富士)、「おくあさテラス」開設

 

 

中島研究会B(2)では、奥浅草を舞台にして、まちづくりの実践的支援活動を展開しています。5月26・27日に開催された伝統ある浅草浅間神社の植木市にて、奥浅草観光まちづくり協会や浅草聖天振興会、光月町の熊切材木店さんのご協力のもと、聖天町の革をテーマとしたワークショップ(革のしおり)、光月町の材木をテーマとした木のベンチからなる植木市魅力向上プロジェクト「おくあさテラス」を開設させて頂きました。幸い、二日間とも天候に恵まれ、数多くの方にベンチを使って頂けました。また、ツリーの絵柄のはいった革のしおりも好評で、アンケート調査も存分に実施できました。今回の実験結果をもとに、より効果的なプロジェクトを考案していきたいと考えています。

おくあさテラスのコンセプト

 

 

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5月 14th, 2012

植木市に向けたベンチづくり

5月13日の午後、千束入谷の光月町にてベンチづくりを行いました。今度、5月末と6月末に開催される浅草浅間神社の植木市にて休憩スペースを実験的につくってみるのですが、そこで使うものです。光月町には材木屋さんが何軒も集まっていて、数年前、東大都市デザイン研の学生たちがサポートするかたちで、材木を使ったまちづくり活動を開始したまちです。今回も、地元の熊切材木店さんと東大院生の大森くんにお世話になりました。有り難うございました。とりあえず杉板を使った7脚の立派なベンチが出来上がりました。植木市が楽しみになってきました。

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3月 16th, 2012

別冊BIOCITY「富士山、世界遺産へ」

BOOKEND社から「別冊BIOCITY 富士山、世界遺産へ」が発刊されました。中島は「富士講の記憶を新たなまちづくりと観光の力」にというタイトルで、昨年の夏から研究会で取り組み始めている富士吉田の御師集落を紹介する記事を書きました。研究会の取り組みのバックグランドの説明です。ひそかに、研究会メンバーの写真も掲載されています(観光ガイドを紹介する写真、i-padを使っているが実は・・・)。なお、サブタイトル、「埋もれて行くもう一つの富士登山とまちの歴史」となっていますが、校正が反映されていないところがあり(タイトル、サブタイトルは編集者の方が付けてくださったものです)、本来は「もう一つの富士登山とまちの歴史」が正しいです。ここに訂正しておきます。富士吉田の歴史、文化資源は、決して「埋もれ行く」ような方向には向かっていません。また、誌面の都合上、カットされてしまった地図を下記に掲載しておきます。それにしても、他の論考はどれも大変勉強になりそうなものばかり、充実していますね。

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3月 5th, 2012

大阪の防災建築街区の視察

泉佐野駅前。両側に端正な表情の防災建築街区が並ぶ。

 

和泉府中の防災建築街区、二階の緑がかったタイルが美しい。なお、ここの「ときめき広場」は必見。

 

小阪の防災建築街区の中庭。銀行が移転し人の流れが失われた後は、商店街の通りにも面している店舗はすべて中庭側に対しては閉じてしまった。一階では唯一、奥に見えるお好み焼き屋が営業を続けている。

建築学会でやっている前現代研究委員会の研究会を大阪で開催したついでに、都市計画遺産班の河本君(学部3年)と二人で、1960年代から1970年代にかけて施行された代表的な防災建築街区の視察を行いました。今回は、近鉄線の河内小阪駅前(サンロード小阪)、阪和線の和泉府中駅前(ロードイン和泉他)、そして南海線の泉佐野駅前(駅上名店街他)の3つの駅前の、何れもRIAが設計を手がけた防災建築街区を半日でざざっと回りました。系譜の逆順に見てまわったのですが、計画当時に思い描いていた表と裏の役割分担、建物内通路や広場的空間の構想と現状とのギャップに、考えさせられるところがありました。個人的には、人々が集い、交歓する場に対するナイーヴだけども素直な当時の思いに心を惹かれているわけです。なお、最後、小阪の防災建築街区のひとつのポイントである中庭では、一軒だけお店がまだ頑張っていて、お昼をそのお好み焼き屋で食したのですが、店内の壁には、お店が紹介された新聞記事の切り抜きが自慢げに貼ってありました。日付は昭和62年。もはやこれは老舗の証明に近い・・・とても美味しかったですが。

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