海外調査報告-第9回都市計画遺産研究会
5月11日の18時から、東工大にて、第9回都市計画遺産研究会を開催しました。昨年度から開始した科研「「都市計画遺産」の概念構築と実態把握」の一環として、3月に実施した海外調査について、その成果を、津々見、佐野、西成、中野、中島直、初田が報告しました。オーストラリア、イギリス、アメリカでのplanning heritageに関する学協会の取り組みに加えて、各地の都市計画遺産が、たくさんの写真とともに紹介されました。文化財の拡張という動機から、都市計画のプレゼンテーションという動機まで、それぞれの国で事情は異なりますが、都市計画が生み出してきた都市空間に「遺産的価値」を見いだそうとする動きが、確かに目立ち始めています。都市計画史の将来目指すべき方向の一つとして、この研究会では都市計画遺産を追求していきます。
Comments
Tell me what you're thinking...
and oh, if you want a pic to show with your comment, go get a gravatar!