成熟社会 都市ストックの再編
10月 3rd, 2012

秋学期、研究会B(1)開始

昨日は、研究会では一学期に一回の中島レクチャーと新規生歓迎会でした。研究会B(1)は、4年生、3年生、2年生に1年生も加えて、40名ほどの人数にふくれあがってしまいました。レクチャーは、ニューヨークでいろいろ得た情報、考えた話、つまり、今、最もエキサイティングに関心を持っていて、本気で目指したいと思う都市の姿について、ニューヨークという素材を借りながらお話ししました。レクチャーの後は生協で懇親会。さぁ、今学期も頑張りましょう。

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9月 7th, 2012

富士吉田の「のれん」、登場

昨年、中島研で提案させて頂いた富士みち沿いの「のれん」ですが、地元の商店会の方が学生のアイデアをしっかりと育てて下さり、地元出身のデザイナーさんにもご協力頂いて、とても素敵なものができあがりました。以下、山梨日日新聞(2012年9月12日)の報道記事からの引用です。

富士山の街 のれんで演出 富士吉田・ゑびす商店街  

「富士山の麓にある街」を演出しようと、富士吉田市の「富士ゑびす商店会」(深沢央会長)は、デザインを富士山に統一したのれんを国道139号(富士みち)沿いの加盟店で掲げている。昨年度、慶応大生が富士吉田商工会議所へ提言した地域活性化策の一つを具体化。今後は市内の各商店に呼び掛け、賛同店を増やしていく。

商店会などによると、のれんは一般的な横に長い「くぐりのれん」と、縦長で店舗入り口脇に上から垂らす「日よけのれん」の2種類を作った。酒店、履物店、薬局などが賛同し、くぐりのれん3店、日よけのれん7店の計10店が8月下旬から掲げている。大きさは各店によって違う。  のれんの色は紺で、丸の中に富士山の絵と文字をあしらった。文字の脇には「吉田口登山道」と世界一の山を意味する「三国第一山」と書かれている。また、金鳥居と富士山ができた時のえとと伝えられる申(さる)もあしらった。のれんには店名や家紋なども描かれている。

デザインは、同市出身の切り絵作家・百鬼丸さんが監修し、市内の画家・グラフィックデザイナーの桑原知教さんが考案。「富士山」の文字は御師(おし)の家に残る古文書に書かれていた形をモチーフにするなど、富士山信仰をコンセプトにした。  富士みち通り沿いのまちに一体感を出し、観光客らに喜んでもらおうと取り組んだ。深沢会長は「のれんを見た人には『いいムードだ』と好評。富士みち沿いを中心に賛同店を増やしたい」と話している。

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8月 13th, 2012

御師まち観光まちづくり実験(8月18日~26日)のご案内

8月18日から26日にかけて、富士吉田商工会議所、御山倶楽部、富士吉田市とともに、「御師まち観光まちづくり実験」を行います。昨年の夏から取り組んでいる「富士山駅・富士信仰を活用した観光サービスの開発等調査研究事業」の一環として、ひろばづくり、休憩所設置、高校生とのワークショップ、看板・のれんの掲示などを実験的に行います。下記ウェブサイト、もしくはfacebookページに詳しい案内があります。もし近くに来られることがございましたら、上吉田の御師まちにぜひ、お立ち寄り下さい。

Webサイト http://fujiyoshida-nkj.sfc.keio.ac.jp/

Facebookページ http://www.facebook.com/fujiyoshidankj

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8月 8th, 2012

荻窪コンペ、入選!!

先学期、研究室の学部2~4年生の混合チームで取り組んだ「これからの荻窪駅周辺まちづくりを考えるアイデアコンペ」ですが、入選(72作品中6作品)を果たしました。今度、9月2日に杉並公会堂で公開最終審査会があって、そこでプレゼンテーション&質疑応答となります。

第1次審査結果(杉並区荻窪周辺まちづくりのページ)

作品
種をまき、育てる荻窪 あふれる活動、多彩なまちの作り方

メンバー
海野沙弥佳(環境情報学部4年)
大沼芙実子(総合政策学部4年)
野村理紗子(総合政策学部3年)
福島絵美(総合政策学部3年)
松永仁(環境情報学部3年)
角田大樹(環境情報学部2年)
宮川眞海子(総合政策学部2年)

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7月 15th, 2012

小林研との合同最終発表会開催

7月10日、研究会B(1)と小林博人研究会(建築・都市デザイン)との合同での、今学期の最終発表会を開催しました。小林先生は、お父様にご不幸があり、残念ながら欠席でしたが、小林研の院生も参加してくれて、貴重なコメント、意見を多数、頂きました。皆、いろいろ刺激をもらっていたようでした。発表会後は、森アトリエにてこれも合同で簡単な打ち上げを行った後、中島研は湘南台で一足早い暑気払いを行ったのでした。今学期、お疲れ様でしたー。下記が、合同発表会のプログラムでした(※が中島研の発表です)。

16:30〜
藤沢班 (宮下、石川、河野、河本、小川、ソル、福島、奥津) ※

16:50〜
渋谷班 (山室、亀岡、加藤)

17:10〜
銀座班 (乗常、宮地、小島、北村、野村) ※

17:30〜
田根(植谷邸) (石川、佐々木、石川、具志堅、北本)

17:50〜
田根(中川邸) (藤枝、杉浦、植村、塩澤、高橋)

18:10〜
富士吉田班  (浅香、渡邊、湯浅、松永、豊田、石井、長尾、花上) ※

18:30〜
荻窪班 (大沼、海野、福島、野村、松永、角田、宮川) ※

18:50〜
ミャンマー (商、瀬川、枡永、勝部、古川、木村)

19:10〜
ニューヨーク (豊福) ※

 

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6月 5th, 2012

富士吉田合同フィールドワーク実施

6月2日から3日の週末、一ノ瀬研、玉村研、そして中島研の3研究会の学生たちが合同で富士吉田でフィールドワークを行いました。中島研では、今年の夏に予定している御師まちの歴史・文化をいかした観光まちづくりの実証実験に向けて、関係者の方々と打ち合わせを行ったり、設置予定のタツ道看板の置き方を現地にて確認してみたり、調べたりていなかった浅間神社さんやヤーナ川の調査を行ったりしました。2日の晩には、市役所の若手の方のご実家に全員招待して頂き、盛大にバーベキュー。研究会同士、そして、地域の方と学生との交流も深まりました。さぁ、富士山の山開きも近づいてきています。頑張っていきましょう。

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5月 28th, 2012

391街区プロジェクト 「ふじさわ産業フェスタ2012」にパネル出展

5月26日、27日に藤沢で開催された「ふじさわ産業フェスタ2012」に「藤沢駅南口391街区の保全的再生研究」のパネルを出展しました。二日間、来場者の方=藤沢市民の方々に、自分たちの研究の趣旨や関心、成果について、一所懸命、説明を試みました。

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4月 30th, 2012

2011年度、卒論と追いコン

 

湘南台の路上にて。追いコンの日。

ご報告がだいぶ遅れてしまいましたが、3月に無事、追いコンを行い、卒業生を送り出しました。4年生には、ハードカバーで製本した(慶應のマークの入った)卒論をプレゼントとして手渡しました。是非、今後もOB,OGとして、研究室とコンタクトをとり続けてほしいと思っています。卒論のタイトルは以下のとおり。

・一ノ関圭斗「聖地巡礼型まちづくりによる地域振興の可能性について 広島県竹原市を事例として」

・佐藤あすか「オフィスビル街におけるコミュニティ形成への提案 -“裏銀座”の分析より-」

・眞保梨花子「大都市圏成熟期における郊外型大学キャンパスの存在価値 -八王子市内のキャンパスの今後-」

・辻尚宏「コミュニティガーデンとしての屋上農園の現状と可能性 ~サードコミュニティ形成に向けて~」

・町田裕隆「世界遺産登録を見据えたまちづくりについて 群馬県伊勢崎市境島村地区を対象にした提案」

・横田成美「藤沢市太平台風致地区におけるクロマツの景観分析と保全に関する提案」

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3月 16th, 2012

別冊BIOCITY「富士山、世界遺産へ」

BOOKEND社から「別冊BIOCITY 富士山、世界遺産へ」が発刊されました。中島は「富士講の記憶を新たなまちづくりと観光の力」にというタイトルで、昨年の夏から研究会で取り組み始めている富士吉田の御師集落を紹介する記事を書きました。研究会の取り組みのバックグランドの説明です。ひそかに、研究会メンバーの写真も掲載されています(観光ガイドを紹介する写真、i-padを使っているが実は・・・)。なお、サブタイトル、「埋もれて行くもう一つの富士登山とまちの歴史」となっていますが、校正が反映されていないところがあり(タイトル、サブタイトルは編集者の方が付けてくださったものです)、本来は「もう一つの富士登山とまちの歴史」が正しいです。ここに訂正しておきます。富士吉田の歴史、文化資源は、決して「埋もれ行く」ような方向には向かっていません。また、誌面の都合上、カットされてしまった地図を下記に掲載しておきます。それにしても、他の論考はどれも大変勉強になりそうなものばかり、充実していますね。

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2月 26th, 2012

富士講の記憶を新たなまちづくりと観光の力に-富士吉田プロジェクト最終報告

「タツ道」の公開イメージ

報告書の表紙は「富士山北口本宮富士嶽神社境内全図」(青山豊太郎作、1892年)。冨士浅間神社を中心に、御師まちから富士山までが一つのまとまりのある世界として描かれている。「富士講の記憶を新たな観光とまちづくりの力に」(とある編集者から頂いたものですが)がタイトルであり提案の趣旨。

2011年夏から研究会で取り組んできた富士吉田プロジェクトですが、2月7日に富士吉田商工会議所で最終の意見交換会、そして2月14日には市長はじめ、市役所職員の前での最終発表会で調査結果を報告しました。研究会B(1)の学部3年の赤松、海野、学部2年の浅香、渡邊、学部1年の湯浅の5名が中心となって何度も現地に足を運び、御師まちの歴史・文化資源を生かした観光まちづくりのアイデアを練りました。主な提案内容は、1フラッグや暖簾などの簡易な手法による街並み磨き、2御師まちならではのタツ道(御師の家へのアプローチ)の公開、3火祭りの御旅所であるコミュニティセンターとその周辺の展示空間・広場化、4ヤーナ川の清掃や龍のイベントなどを契機とした地域のまちづくり体制の構築、でした。フィジカルな話を中心としつつも、それらを広く観光まちづくりの資源としていくための仕組みや仕掛けを提案しました。これらのうち、幾つかは来年度に実施できるよう、これから市や地域の方々と話し合って進めていくことになります。

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