少し前の話になりますが、当研究室修士1年の平野奈々子さんと、池田研究室の水上さん、小林研究室の桝永さんの3名が共同で提案した作品(紙一重)が、「日本建築学会建築文化週間学生グランプリ2011 建築家特別養成講座」にて見事、一等賞を獲得し、その作品が銀座三越に展示され、実際にお茶会に使われました。おめでとう!!
http://www.sfc.keio.ac.jp/news/20111024.html
平野さんにとっては実作第一号。今回は屋内での展示が前提で、周囲の環境との応答よりは、茶室内部でのお茶の作法との応答が重視されていましたが、周囲に対して多様な外部への開き方が可能なこの茶室は、より外部環境に対してコンテクスチュアルにデザインされればされるほど、魅力を増すように思いました。そういう意味では、とても都市的な作品でした。